|
オード・トゥー・ケルン
|
制作年 | 2002 | |
邦題 | オード・トゥー・ケルン | |
原題 | Ode to Cologne / Viel Passiert - Der BAP Film | |
ジャンル | ドキュメンタリー | |
時間 | 96分(101分) | |
フイルム | 35mm | |
カラー | カラー | |
製作国 | 独 | |
製作会社 | バップ・トラベリング・チューン・プロダクション/スクリーン・ワークス/ケルン/WDR | |
製作 | オラフ・ヴィック<Olaf Wicke> | |
監督 | ヴィム・ヴェンダース<Wim Wenders> | |
脚本 | ヴィム・ヴェンダース<Wim Wenders> | |
撮影 | ユルゲン・ユルゲス<Phedon Papamichael>/(ステディカム撮影)イェルク・ヴィトマー<Jöerg Widmer>/ヤン・ケルハルト<Jan Kerhart> | |
編集 | モリッツ・ラウベ<Moritz Laube>/イゴール・パタラス<Igor Patalas> | |
音楽 | BAP | |
出演 | マリー・ボイマー<Marie Bäumer>/ ヴォルフ・ビーアマン<Wolf Biermann>/ ヨアヒム・クロール<Joachim Król>/ ヴィリ・ラシェット<Willi Laschet>/ アンガー77<Anger 77>/ BAP;ヴォルフガング・ニーデケン<Wolfgang Niedecken>/ シェリル・ハケット<Sheryl Hackett>/ ヴェルナー・コパル<Werner Kopal>/ ヘルムート・クルミンガ<Helmut Krumminga>/ ミカエル・ナース<Michael Nass>/ イェンス・ストライフリング<Jens Streifling>/ ユルゲン・ゾーラー<JürgenZöller> |
未見。ドイツ、ケルンの人気バンドを描いた音楽ドキュメンタリー作品。ベルリン映画祭でプレミア上映された。地元ドイツでの国際映画祭であるため、観客の受けはよかったようだ。「boid」の海老根剛氏の解説を参考に。
BAP(Official Site)
はすでに20年以上のキャリアを持つケルン出身のロックバンド。ケルン方言(Kölsch)で歌うので、他の地方のドイツ人でもわからないらしい。非常にローカルなバンドのようだ。映画はケルン方言がわからない人にもBAPの歌詞をわかるようにドイツ語の字幕をつけたそうだ。
原題の""Ode to Cologne""はケルンへのオードということになるが、「オード」とは「叙情詩」とか「頌歌」ということになる。古代ギリシャの音楽用語で一般的にはあまりなじみがない言葉だ。もしこの映画が日本で公開されていたとしたらどんなタイトルになったのだろう。「ケルン賛歌」くらいな感じかなぁ。一方、ドイツ語のタイトルの方はわかりやすい。そのまんま「BAPの映画」だから。""Viel
passiert""は""mach happen""だから「いろんなことがあったなぁ…」みたいな感じだろう。
内容はわからないが、1976年に国外追放になった詩人のヴォルフ・ビーアマンが出ているようだ。洋書ではあるが、フィルム・ブック「Viel Passiert」がある。
これで「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」に続いて音楽映画を撮影したわけで、そして次の「ソウル・オブ・マン」へと続く。
BAP Travelling Tunes Productions/Cologne, Screenworks, Cologne, WDR/Cologne
Writing : 2005- WWfan Original content2005 - 2024 Yuko Nagai Contact |